複合施設
大阪堂島浜タワー
竣工済み
2024年4月竣工
長らく地域のシンボルであった「大阪三菱ビル」の建替え計画として、その地域性、歴史性を踏まえ、周辺の水辺空間と一体となった水都大阪のシンボルとなる新たなランドマークを開発しました。 地上32階、延床面積約67,000㎡のオフィス・ホテル・商業ゾーンからなる複合ビルへと生まれ変わり、新たな働き方や唯一無二の体験を提供することで、周辺エリアの魅力を更に高めるとともに、大阪の国際競争力強化に貢献します。
コンセプトについて
大阪市内を南北に貫く大動脈である御堂筋と堂島川が交差する視認性に優れたこの地に、水都のにぎわいを「むすぶ」をテーマとして、オフィスとホテルが有機的、機能的に折り重なった新たな複合ビルを開発しました。2025 年開催の 関西・大阪万博に世界中から訪れる方々を迎え入れるべく、ホテルに加えて、中間階に大阪の街並みが一望できる「（仮称）御堂筋プレゼンテーションギャラリー」を設置し、計画地南側には水都 大阪の新たな水辺拠点となる観光船着き場の整備を含む堂島公園の再整備を実施します。
新しい働き方を提案するオフィス
総貸室面積約22,700㎡、基準階面積約1,760㎡の高規格オフィスを備え、低層部には店舗に加えて、保育施設や健康増進施設、運動支援施設の整備を予定しています。16階の眺望テラス空 間や計画地南側で再整備予定の堂島公園により、働くだけの場所ではなく、都市型のライフスタイルを 支援する付加価値の高い環境を提供し、ポスト・コロナ時代におけるWell Being（健康、快適、便利） なワークプレイスの提供を目指します。
大阪が一望できるスカイスパを備えたフラッグシップホテル
上質さと使いやすさの両方を兼ね備えることで、今までのホテルでは叶えられなかった感動を創造する “4 つ星ホテル”というコンセプトを掲げ、唯一無二の体験価値をお届けするカンデオホテルズが出店し、 世界中から訪れるお客様を 548 室の客室でお迎えいたします。 客室は 18 階～31 階に位置し、全ての客室から大阪市内の素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。 最上階のルーフトップにはスカイスパ（露天風呂）を設け、南側に広がる大阪市内の夜景を一 望できる空間を演出いたします。
ロケーションについて
大阪を南北に縦断する主要道路である御堂筋に面し、オフィスやホテルの集うハイセンスな立地である中之島に位置しており、大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅からはもちちん、京阪中之島線「大江橋」駅からも徒歩圏内で、通勤、宿泊に最適な堂島エリアでも屈指の立地です。
開発概要
| 所在地 | 大阪市北区堂島浜一丁目1－27（住居表示） |
| 交通 | 京阪中之島線「大江橋」駅徒歩2分 大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋」駅徒歩4分 |
| 敷地面積 | 3,571.88㎡（1,080.49坪） |
| 延床面積 | 約67,000㎡（約20,268坪） |
| 主要用途 | 事務所（4～15階）、観光展望施設（16階）、ホテル（17～31階）、店舗（1、2階）、人間ドック・健康診断等施設（3階）、駐車場（地下1、2階） |
| 階数 | 地上32階 地下2階 塔屋1階 |
| 高さ | 約143ｍ |
| 構造 | S造、地下一部SRC造 |
| 建築主 | オーエム４特定目的会社 ※三菱地所株式会社、三菱商事都市開発株式会社、積水ハウス株式会社、三菱ＨＣキャピタルリアルティ株式会社※3が出資するTMK ※3三菱ＨＣキャピタルリアルティ株式会社は三菱ＨＣキャピタル株式会社の100%子会社 |
| プロジェクトマネジメント業務受託者 | 三菱地所株式会社 |
| 設計監理者 | 三菱地所設計・竹中工務店共同設計体 |
| 新築工事施工者 | 株式会社竹中工務店 |
| 新築工事着工 | 2021年10月1日 |
| 竣工 | 2024年4月15日 |
大阪堂島浜タワー / 周辺地図