正解がない世界だからこそ
自分のやりたいことを
明確にすることが大切。
開発推進第二部長
会社の利益に直結するからこそ得られる、
大きな達成感。
30歳を前に転職を決意し入社しましたが、当時はまだ商業プロパティマネジメントを中心とする会社。社員数も今ほどではなく、収益不動産開発事業に移行しデベロッパーとして自立を図ろうとしていた時代です。入社後は、自分なりにどうやって効率的に進めていくべきかを考えてマニュアルを作成したり、収支を整理したり……、日々の仕事が会社の成長に直結していることを実感できました。振り返ると、30代前半でそうした経験を積めたことがキャリアップにつながったのだと思います。
現在の業務は、開発企画部が購入した土地を仕上げていくこと。建物を作り、リーシングして投資家に売却し、利益の極大化を目指す。開発から売却のフェーズが私の仕事ですが、当社の利益はこの売却益を根幹としているため、最終的に建物が竣工し売却できたときには大きな達成感を味わうことができます。
推進の業務は我々だけで成し遂げられるわけではありません。設計会社やゼネコンなど多くの方々の協力があって初めて竣工を迎えることができる。テナントとして入居する方々や売却先を含めて、多くの人の支えがあって成り立っている仕事に大きなやりがいを感じています。
ワークライフバランスを保つことで、
パフォーマンスを最大限に発揮できる。
社内は働き方改革が進み、それぞれが自分に合った働き方でポテンシャルを発揮できる環境にあります。仕事はもちろん一生懸命やりつつ、部員には家族とのプライベートな時間を大切にしてほしいと私は思っています。我々の仕事は、社内外を調整して案件をいかに着地させるかが重要。プライベートと仕事のバランスをうまく取れない人が、案件のマルチタスクを行うことは難しいと思っています。プライベートも含めて、どうすればパフォーマンスを最大限に発揮できるかを考え、時間やツールを有効に活用し行動することが大切です。
デベロッパーの仕事は案件によって内容も相手も違うため、お手本はあっても正解がない世界。だからこそ、自分がやりたいと思うことを明確にすべき。そのためには、しっかりとした知識を身につけることはもちろん、色々な人と情報交換をすることが必要です。相手を説得できる材料があり、自分の意思を伝えることができれば周りはきっと味方になってくれるはずです。「誰かに言われたからこうします」ではなく、「自分はこうしたい」という想いを大切にしてください。私自身もそうした考え方を胸に、後進の育成に努めて会社の成長につなげていきたいと考えています。