会社の成長と自らの成長が
同期していく
開発企画第二部 兼 開発推進第二部
幅広い知見・ノウハウから
生み出される事業機会の創出。
前職では分譲マンションデベロッパーに入社し、モデルルームでの販売業務やマンション開発用地仕入業務に携わりました。当社への入社動機は、商業施設や物流施設など新たなアセットクラスの開発に取り組めること加えて、総合商社という強い資本力・ネットワークを有しながらも、デベロッパーとしては競合大手と比して歴史が浅く、会社としての伸びしろを感じることが出来たからです。
今現在は、開発企画第二部と開発推進第二部を兼務し、開発用地の取得から開発推進、リーシング、物件売却までを行っています。用地取得においてはアセットクラスを特定されずに幅広い事業機会を探索できること、開発推進においては自ら提案した問題解決提案がダイレクトに反映されることなど、ボトムアップな社風が仕事へのやりがいに繋がる要因だと感じています。開発業務の上流から下流までを担当し、且つ、様々なアセットクラスに取り組むことが可能な為、業務領域は非常に広く、デベロッパーで働く者としての視野の広がり・自身の成長を実感しています。また、私が入社した時点よりも会社としても大きく成長しており、その一因になれている(のかな・・・)という実感もあります。
コロナ禍に直撃したホテル開発案件、
波乱万丈劇の末に得た経験。
熊本でのホテル開発事業は、私が初めてプロジェクトマネージャーというポジションで開発用地取得、開発推進、リーシング、案件売却まで一気通貫で携わった案件であり、一つの事業が完了するまで紆余曲折を経た印象深いプロジェクトでした。開発用地取得後にコロナ禍が直撃、親会社の三菱商事からも「この状況下でホテル事業を継続することはリスクが大きいのではないか?」と懸念が出ていました。今現在、インバウンドも回復し、ホテル事業に関しても改めて脚光を浴びていますが、その当時は先を見通すことなど誰にも出来ず、過去の同様な事例もなく、事業継続の意思決定は困難を極めました。半年ほど議論に議論を重ね、様々な角度からリスクや万が一のダメージコントロール手法を検証し、何とか事業継続の決定を得ることが出来ました。その後、設計業務を進め建物が大方形作られてきた頃、今度は熊本の菊陽町に外資企業を始めとする製造業工場の進出が次々に決まりました。熊本は新しい熱気に湧いており、将来的なアップサイドも十分に見通せるまでのマーケットに変貌し、物件売却の追い風となりました。
事業に対する向かい風が吹き荒れている場面もあったことも明確に覚えていますが、途中で諦めずに本事業を完遂できたことは、プロジェクトメンバーをはじめ、多数のステークホルダーの皆様の協力によるものだと心から実感するとともに、様々な経験が出来たと感謝しております。プロジェクトに関わる人数が非常に多く、事業期間も長期にわたる為、社内外を問わずに味方をつくる力、協力を得る力、様々な意見を纏める力等、チームとして働くスキルがとても大事であると学ぶことが出来たプロジェクトでした。今後もこの経験を糧にして、より大きく成長していきたいと思っています。